お菓子の歴史

日本で一番古いお菓子

お菓子はいつ頃から食べられているのでしょうか? お菓子の歴史には諸説ありますが、今から約2000年位前の弥生時代であると言われていますが、実際、日本ではどのようにお菓子が発展してきたのかを歴史をさかのぼりながら紐解きたいと思います。

日本で一番古いお菓子

日本で一番古いお菓子とは果物や木の実だといわれています。弥生人は農耕を主に、米、粟、麦を主食に、その間に野生の木の実や果実を食べていたと言われています。菓子の始まりは、「古能美」(このみ、木の実)または「久多毛能」(くだもの、果物)であったろうと思われます。ですから、人工的に手を加えた今のお菓子の原形は奈良・平安時代に輸入された唐菓子に始まるとされる、という説が一般的です。ちなみに「菓子」は果子という字がもとになっていて、今でも果物の事を”水菓子”と言ったりします。自然の果物に対し、こうした人工的なものがやがて「菓子」と呼ばれるようになりました。

参考・引用:全国菓子工業組合連合会「お菓子の歴史」