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パンナコッタ【panna cotta】

パンナコッタ【panna cotta】
パンナコッタ【panna cotta】 イタリア
  

パンナコッタは、生クリームを温め、ゼラチンを溶かし、型で冷やし固めたお菓子です。

生クリーム(panna パンナ)を煮た(cotta コッタ)という意味の名前です。酪農の盛んな北イタリア、ピエモンテ州ランゲ地方発祥の家庭菓子で、20世紀初頭、ハンガリー出身のバレリーナが恋人のために作ったのがはじまりと言われます。

生クリームが大量に入っているので比較的高カロリーですが、つるりとした口当たりで、食後のデザートとして日本でも人気のデザートの一つです。日本ではティラミスブームの後、1994年頃に流行しました。

参考・引用:猫井登(2008)『お菓子の由来物語』幻冬舎ルネッサンス